群馬県指定重要文化財。笠塔婆(かさとうば)三基及び板碑(いたび)。
笠塔婆とは、上部に笠石をのせた卒塔婆で、板陣と同じ性格であり、県内でも二十基程が確認されているが、当所にまとまってあるのは珍しい。
四基とも当地で産する天引石(砂岩)で造られ、鎌倉時代後期の正安四年(一三〇二)の銘がある。